黃瑞元 Huang Jui-Yuan
「あ!この世界」ーー 黄瑞元木彫個展 文 霊視派詩人薛赫赫
「あ!この世界!」新シリーズは、木彫家黄瑞元の創作過程の中で特別な位置づけにある。彼は変形した鳥や抽象的な人の造型を通じて、命を象徴するのではなく、直接「人」を通じて、具体的に苦難に直面した際の、生命の尊厳と不屈の精神を表現し、性情の奥深くに潜んでいるものを現す。黄瑞元が目にする芸術世界は、病の苦しみを、身をもって経験し、素直に何も恐れず、病気に立ち向かう勇気から創り出されたものである。これはなぜ彼の作品が受難というテーマを避けられず、観る者は必ず真実を代価としなければならない決定的要因なのである。命に対する洞察力は、彼に悟らせた。「苦難」は外部から加えられたものではなく、「自身」の苦難が運命の試金石となり、命の尊さを表すものなのだ。それ故、彼の彫刻対象は、英雄やスーパーマンではなく、ごくありふれた、田舎に住まう親しみやすい庶民なのである。黄瑞元の作品は、物事の裏にある本質を探り出し、畏れず苦難を考察し、強烈な表現主義のおもむきがある。
頭像と個人像に窪みを掘り重ね、これこそ現実が命に対する威迫であり、このような創痕イメージの変形手法の扱い方は、人間の心の世界を深く掘り下げる。伸ばされ、ぺちゃんこにされた人物彫像から窺われるのは、目に見えない運命の手や時間が形体を呑み込み、自身の内側から湧き出した根強い生命力と意志力がそれと戦う。「頭像」類の作品は、自画像の特質を有し、はっきりとした五官の表情を与えず、多層的、そして至る所に分布する刻み痕と瘤を通じて、呼吸するような頭顱を創り出す。「単人独像」類の作品は、頭部が小さく、手の姿形をわざと誇張することにより、力と意志を集結し、命と苦難の対比を現す。「人間」が自身の宿命に妨げられず、群れをなす運命の圧制から解放されれば、この世界に直面し、新しく創り出すことができる。新たに感知し、新たに受け入れる。そして彼独特の風味:「あ!この世界」を得ることができる。これが木彫家黄瑞元の苦難を乗り越えた「真実詩学」である。
經歷│
1976 三義拜師習傳統雕刻
師承李慶永先生
聯展│
2018「台南藝術博覽會」‧ 美丘美朮 ‧ 台南
2018「新竹藝術博覽會」‧ 美丘美朮 ‧ 新竹
2018-15「福爾摩沙國際藝術博覽會」‧ 美丘 ‧台北
2018-15「台中藝術博覽會」‧ 美丘美朮 ‧ 台中
2018-16「高雄藝術博覽會」‧ 美丘美朮 ‧ 高雄
2017「雕塑形意」‧ 大里文創園區 ‧ 台中
2017「好雞匯 - 丁酉年主題特展」‧ 鶴軒藝術 ‧ 台中
2016「三義國際木雕藝術節」‧ 木雕博物館 ‧ 苗栗
2008「現代油畫雕塑」‧ 敦煌畫廊 ‧ 台北
1999「木雕雙人展」‧ 宅九藝術中心 ‧ 高雄
1998「高雄國際雕塑節」‧ 漢僑藝術 ‧ 高雄
「當代佛像」創作展‧ 新心藝術 ‧台南
1997「當代雕塑大展」‧ 敦煌畫廊‧台北
1996「木雕博物館開幕首展」‧ 苗栗
1994「第一屆佛像藝術大展」‧ 敦煌畫廊 ‧ 台北
1993「三義。山異」‧ 借山堂 ‧ 苗栗
得獎│
1986 苗栗木雕展第二名
1987 苗栗木雕展第二名
2005 木雕作品《江山》
榮獲第九屆裕隆木雕金質獎
2016 木雕作品《命河》
榮獲三義國際木雕藝術節首獎
個展│
2013「啊!這個世界」‧木雕博物館‧苗栗
2009「詩意山川」‧敦煌畫廊‧台北
2005「生命的樣貌」‧鶴軒藝術‧台中
「混沌系列」‧木雕博物館‧苗栗
2004 三義現代木雕的二十一種表現展
「環境中的人心‧人心中的環境」
擔任藝術總監
1993 黃瑞元雕塑個展‧金典畫廊‧屏東
黃瑞元雕塑個展‧新心藝術‧台南
1991 黃瑞元雕塑個展‧文化中心‧彰化
1990 黃瑞元雕塑個展‧文化中心‧高雄
1986 黃瑞元雕塑個展‧今天畫廊‧台北
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